朝は子供を保育園に送ってから病院に行く予定。一応予定通りだが、保育園にたどり着いた時には誰も乗っていないベビーカーが置いてあるだけだった。そっと外から覗くと保育士の方と目があったので軽く会釈を交わす。奥さんは保育士の方と何やら話している。子供のことについての連絡事項だ。連絡帳に書かれている内容を口頭で説明するっぽい。替えの肌着や靴下なんかは決められたかごがあって用意をしていく。保育園で「はい、お願いします」ってわけにはいかない。毎日が引き継ぎのように手を抜いちゃいけない仕事だった。
奥さんはたいへんだった。
子供を預けたので、病院へと向かう。奥さんは上の子を幼稚園へと連れていった。
診察ではまずエコーで１０分程の確認の後、２ヶ月半くらい。ぼそっとつぶやくのを聞いた。かかるなあと思っていた。ギプスは今日で終わり。もうフルマラソンを走っても大丈夫ですよ。すっかり気分良く。聞かなきゃいけないこともあったが忘れた。血管は問題なくつながっているが、手をついたり衝撃を与えるのはダメということ。プッシュアップ、腕立てはしないようにと言われる。次の診察まではリハビリをしながら様子見ということか。
右手首は半分くらいしか動かない。親指は普通に動かせるが小指に向かって指の動きが悪くなる。左手の点滴跡はいまだに打ち身みたいになってる。１ヶ月で元に戻るとは思えない感じだ。リハビリは大変なんだよなあ。ま、ギプスはとれたのでいい日だ。
図書館で「しんせつなPython」という本を借りてきた。
